本来であれば、合気道研心会道場長の畑山憲吾師範をお招きし、講習会を実施する予定でしたが、今回は、台風16号の影響により叶いませんでした。たいへん残念です。きっと楽しみにされていた方も多いことと思います。申し訳ありませんでした。
さて、当日は台風もなんとやらの秋晴れではあったのですが、道場内は熱気でカメラのレンズが少し曇るほどの蒸し暑さでした。
昇段審査は、初段4名、二段2名、四段1名が審査に挑みました。
結果は全員合格! おめでとうございます。
講評時の注意点や反省点は、今後の稽古で修正しながら、それぞれの課題として取り組んでまいりましょう。
なお、三段は準指導員、四段は指導員という立場になりますが、現実的には、初段以上の黒帯の方は、自分の稽古だけでなく同時に指導する立場にならざるを得ません。
結果的に技術的なことは勿論の事、「人間力」というものが必要になってきます。
このことについては、自身の仕事や社会的立場で武の理を生かして活動し、身に着けていただければ‥、と考えます。
最後になりますが、今回合格された皆さんに、私の尊敬する剣道家の持田盛二師範の言葉を贈りたいと思います。
これは、西都道場で稽古されている本田先生(剣道七段)よりいただいた資料から抜粋したものです。本田先生、ありがとうございました。
「剣道は五十歳までは基礎を一生懸命勉強して、自分のものにしなくてはならない。普通基礎というと、初心者のうちに修得してしまったと思っているが、これは大変な間違いであって、そのため基礎を頭の中にしまい込んだままの人が非常に多い。
私は剣道の基礎を体で覚えるのに五十年かかった。
私の剣道は五十を過ぎてから本当の修行に入った。心で剣道しようとしたからである。
六十歳になると足腰が弱くなる。この弱さを補うのは心である。心を働かして弱点を強くするように努めた。
七十歳になると身体全体が弱くなる。こんどは心を動かさない修行をした。心が動かなくなれば、相手の心がこちらの鏡に映ってくる。心を静かに動かされないよう努めた。
八十歳になると心は動かなくなった。だが時々雑念が入る。心の中に雑念を入れないように修行している」 持田盛二先生遺訓より
合気道は格闘技ではなく武道です。
道を究められるように、一緒に頑張ってまいりましょう。
これからもどうぞよろしくお願いします。
これは、西都道場で稽古されている本田先生(剣道七段)よりいただいた資料から抜粋したものです。本田先生、ありがとうございました。
「剣道は五十歳までは基礎を一生懸命勉強して、自分のものにしなくてはならない。普通基礎というと、初心者のうちに修得してしまったと思っているが、これは大変な間違いであって、そのため基礎を頭の中にしまい込んだままの人が非常に多い。
私は剣道の基礎を体で覚えるのに五十年かかった。
私の剣道は五十を過ぎてから本当の修行に入った。心で剣道しようとしたからである。
六十歳になると足腰が弱くなる。この弱さを補うのは心である。心を働かして弱点を強くするように努めた。
七十歳になると身体全体が弱くなる。こんどは心を動かさない修行をした。心が動かなくなれば、相手の心がこちらの鏡に映ってくる。心を静かに動かされないよう努めた。
八十歳になると心は動かなくなった。だが時々雑念が入る。心の中に雑念を入れないように修行している」 持田盛二先生遺訓より
合気道は格闘技ではなく武道です。
道を究められるように、一緒に頑張ってまいりましょう。
これからもどうぞよろしくお願いします。
【リンク】
◇宮崎合気道会グループ「合気道元徳会」
https://sites.google.com/site/gentokukai/
◇合気道元徳会ブログ「合気の舞」
http://gentokukai.blogspot.jp/
◇合気道元徳会道場長コラム「サムライハート」
http://aikido-gentokukai.blogspot.jp/
◇Youtube「Aikido Gentokukai」チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCs_Khixbq0eEYtQcD27Vdnw