宮崎県西都市を中心に活動している宮崎合気道会グループ「合気道元徳会」のブログです。当会は「人間性の向上と健康的な心身の獲得」を目的に活動しており、幼少の子供からシニア世代まで幅広い年齢層の方が稽古しています。護身術や心身鍛練はもとより、健康法や心身浄化法としても優れた合気道は、年齢性別を問わず楽しめる生涯武道で「自己を高め、魂を磨く武道」と呼ばれています。私達は、この素晴らしい合気道を一人でも多くの人に伝えたいと考えています。興味のある方は、ぜひ一度見学にお越しください。詳細はホームページをご覧ください。

2018年2月23日金曜日

合気道小林道場道場長「小林弘明師範」講習会の開催について


  合気道小林道場道場長である「小林弘明師範(七段)」を招聘し、講習会を開催します。

 小林弘明師範は、年に数ヶ月は海外で指導されており、海外では「Master Hiroaki」の名前で親しまれている若手指導者の第一人者です。

 
 楽しみです!! 

 
 皆さん、奮ってご参加ください。

1.日 時:平成30年3月4日(日)9時~
2.場 所:宮崎県武道館
3.参加料:千円
4.歓迎会:3月3日(土)時間未定
      ※こちらも奮ってご参加を‥。
5.備 考:剣・杖等はご持参ください。

2018年2月16日金曜日

推奨動画(ダンス)

 「キレッキレ」とは、この動画のような動きを言うのだと思います。


 多分、この頃の安室さんは16歳前後‥、堂々としていますね。圧倒されます。


<安室奈美恵 メドレー>
https://www.youtube.com/watch?v=8rOER-W23aw


 極真会館創始者の大山倍達氏は、「ダンサーとはケンカをするな!」と、よく仰られたとか。また、「バレーダンサーは、下手な空手家より強い!」とも‥。


 結局、ダンサーは身体能力が高い上にリズム感がよく動きも洗練されているから、半端囓りの武道家や格闘家よりケンカに強いとの意味でしょう。


 ちなみにロシアン武術のシステマやコサック武術は、全身をいかに自由に使いこなせるかを初めに学ぶそうです。身体能力を先に向上させて、戦う技術は後から‥、という手法なのでしょう。


 このようなキレッキレの身体能力の持ち主が合気道を学んだとしたら、凄くなりそうですね。


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2018年2月9日金曜日

推奨動画(肥田春充)

 杉の八部板を踏み抜き、木の太い根太までもへし折る‥、武道家ではないのにどんな空手家にもなしえない試割を行った超人がいる。


 その名は「肥田春充」。肥田式強健術の創始者です。

<参考>
 http://hidashiki.com/


 20代の頃、重なる不幸に自身の心がついていけず、心身共にまいった状態が続いた時期があり、心身を強くしようと、この強健術をかなり熱心に研究しました。


 そういえば高い復刻版の書籍を何冊も購入した記憶も‥(笑)。


 さて、下記の動画、随分前のことですが、同じビデオを数万円(笑)で購入しています。


<肥田式強健術>
https://www.youtube.com/watch?v=qEZDf_X69Oo&t=390s


 よい時代ですね。ただで見られるなんて‥。


 それはさておき、この生クリームのような柔らかな肉体といえばよいのか‥、真の脱力とはこういうことをいうのでしょう。


 合気道界では、「もっと力を抜いて‥」という人が多いわりに、そう指導している人も力が抜けていないことも多々ある世界(笑) 真の脱力を学ぶのにはよい動画です。


 今思えば、随分前から丹田の自覚はありましたので、その意味するところはよく理解できていたのですが、この強健術を続けても肥田春充と同様の強い精神も持ち主になれるとも思えず‥、また、この強健術で超人になった人も春充を除いてはいないようで、いつの間にかやめてしまいました。


 ただ、強健術の腹胸式呼吸法は、心身を短い時間で癒すのには優れた効用があり、今でも思い出しては実行しています。たいへん効果が高い呼吸法です。


 よろしかったら試してみてください。



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2018年2月2日金曜日

魂はすべてを知っている‥

 人間の本体である魂は、過去、現在、そして未来を含めて全てを知っている気がします。


 そして、本来進むべき方向性を誤る可能性がある場合に、それを違和感として伝えることも魂の役目だという気がする。


 やはり、「なんとなくそう思う」が人生の羅針盤です。



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2018年1月26日金曜日

和を貴(たっと)しとなす

 「和為貴」 (和を貴(たっと)しとなす) 論語


 聖徳太子の十七条憲法の冒頭に掲げた「和をもって貴しとなす」の原文と言われている論語の一節です。


 「和の武道、合気道」の「和」ですが、社会生活を営むには、この「和」というものがたいへん重要になり、また、この和を保つには「礼」が必要となってくることは、社会に出れば、一部の特殊な職業を除き、いやがおうにも体感します。


 それでは、「礼」とは何なのでしょう?


 深く考えれば、人生を無事に生き抜くためのスキルなのかもしれませんが、分かりやすく言えば、「立場をわきまえ、不快感を与えないこと」になるのでしょう。


 先日、懇意にしている国会議員との懇談の席で、「敬語が使えない(使わない?)人が増えている」、「他人に対して基本は敬語! …が崩れている」との話を聞きました。


 しかも、「様々な道の指導者が既に正しい日本語が使えないので…」とのこと。確かに、私も眉を顰めることは多々ありますね。


 もともと礼とは、他人に不快感を与えたがために、様々な仕打ちを受けぬ工夫でもあったわけで、結果、身を守る手段の一つ。


 もちろん、自分を磨いてくれる相手に対する敬意など、ほかにも理由は多々ありますが、このようなことから、武道は礼に始まり礼に終わります。


 このようなことで、「礼を度外視したものは、武道とは呼べません」という意見があったとしたら、それは当然であり、至極ごもっともなのです。


 和を保つにはマナーが肝心。


 悪いお手本にならぬよう気をつけましょう。


 私も気をつけます。



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2018年1月19日金曜日

未萌(みほう)に極意あり

 「愚者は成時に闇く(くらく)、智者は未萌(みほう)に見る」 戦国策


 「愚かな者とは、悪い物事が起こってきた段階でも、まだ気づかない人物であり、智慧のある者とは、まだ兆し(萌し)が起こった段階であらかじめ察知し、最適な対策を講じることができる人物のことですよ」…という意味でしょう。


 私がよく「高橋師範の名前の『暁』に極意があるんだよ」というのはこの理由からです。


 未萌に見るとは、言わば危険察知能力。
 厳しい実社会を安全に生き抜くためには大事なことです…。


 参考までに「合気とは、敵の仕掛ける技を未然に察知できる能力のことだ」と説明する古武道家もいらっしゃいます。


 確かに敵の仕掛ける技が未然に察知できれば、これに越したことはありませんね。


 なお、この「智者は未萌に見る」は元来、武道家の徳の一つとして重要視されてきたものです。


 さて、社会生活上では、
1.「何となく気になる。または、何となくそんな感じがする」、
2.「自然と周囲から自然とある方向性へ誘導されている」
 …が羅針盤です。


 もちろん、これには空気が読める以上の感覚(嗅覚?)が前提になります。


 このことが理解できる精神状態で、この事実に確信が持てた場合にようやく「見えないものへの感謝」や「おかげさま」の意味が理解できるようになり真の信仰心が生じます。


 このうえで始めて、「智者は未萌に見る」ことが可能になるようです。


 何も宗教の話をしているのではありません(笑)


 古今東西の「覚者」と言われてきた人には、当然のこととして生じる事実ですし、「このことなくして大成することはない」と喝破する空手家も存在します。


 合気道開祖植芝盛平先生の神業も「未萌に見る」ことなくしては不可能でしょう。



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2018年1月12日金曜日

人はすべからく事上に在って磨くべし

 さて、「人須磨在事上」、
 人はすべからく事上に在って磨くべし 伝習録


 社会生活上、仕事など日々の実践を通じて自分を磨きなさい!
 …という意味だと思います。


 学問、つまり知識だけでは、なかなか生きた知恵が身に付かない…、
 知識を見識に変えていくには、学問と並行して社会生活上での実践で鍛えなければならない…、そして、実践で鍛えに鍛えて、ようやく真理が肚に納まる…、これを胆識とよぶのでしょう。


 生兵法は怪我の元、そして付け焼刃は役にたたない…。
 実践で磨かれてこそ、知識も人間も本物に近づけるのだと思います。


 伝習録は、「知行合一」を説いた王陽明の本です。
 敬愛する西郷隆盛さんも愛読したとのことから、20代前半に取り組んではみましたが…、これが、なかなか難儀した記憶があります。


 …が、最近、久しぶりに手にとってみると内容がよく理解できる気がするのは勘違い?
でしょうか(笑)


 不思議なものです。



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